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2011年12月2日金曜日

美しい自然に感動することはどういうことだろう

なぜ美しい広い自然の中にいるとこの世の世界ではないような天国にいるような感動に包まれるのか、ということについてなにも疑問に考えたことがなかったけど、
よく考えたら美しい自然も、地球そのものなのであって現実そのものなのだよなあと思うと不思議な気持ちになりました。
無意識に、今まで生きてきた環境が、自然とは少しはなれた人工的な建物や施設の中で暮らしてきたということが自分の感性に大きな影響をもたらしていたのだということに気がつきました。
街を離れて、雄大な美しい自然の中で暮らすことができたらそれは幸せかもしれないけれど、自分は人間で、寂しがりで、楽しいことがあったらすぐに人と共有したくなるから、それは難しいことかもしれないと思いました。
ただ、こんなにきれいな景色や自然を見ることができるということが本当に特別に思えてならないのは、幸せだけど、もしかするとほんとうはおかしなことなのかもなあと思い、それはまだ謎のままです。

2011年11月30日水曜日

千早赤坂村野外美術展  2011

知り合いの作家さんが出品されておられたので行って参りました。
学生のころ、5、6年くらい前、一度この美術展に連れて行ってもらったことがあり、そのころの思い出がよみがえります。

今回はなぜだかずごく静かで、なきそうなほどきれいで緑が体に染み入るというか、そんなこの世のものではないような光景、
ひんやり風に乗って肌に直接伝わるしずかなメッセージ。
おいしい空気をいっぱい吸って、かぐわしいみどりのにおい、どこまでも広がるなだらかな棚田の緑
私は非常に幸せでした。