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2014年7月31日木曜日

器を持つ天使





「器」(うつわ) というものは、子供のころからわたしにとって興味のあるテーマののひとつであります。

わたしの興味のある器とは、
人の精神の容れ物としての器です。

器があって器があって、マトリョーシカみたいに幾重にも無限に重なって純粋な目に見えないものはこの世に存在することができると想います。
(できるだけ想うこと感じることを文字でお伝えしたいけれど、きっと1割くらいしか書けていないのですこし文章を削りました。文字にすると全部違うものになってしまう気がしてしまうの。)








「器を持った天使」たちは、ひとりひとりの個性(器)をたずさえて、
心の自由を守っている・・そんなイメージです。(といっても知らぬ間に産まれてきました汗)
また、それぞれの中に居る天使と、うちなるものの器です。


みっつのちいさな器を持つ天使

黄色くてかわいい大きな器を持つ天使

双子の天使。よくにているけど違う。でも通じている。

可憐で透明感のある器を持つ天使。

器が頭にある天使。

器からむしろ出ちゃってる天使。

鳥さんが宿っている平和な天使。



この子達は、八月二日の『きまぐれなお月さまをめぐる旅』で展示販売する予定です。


他には、イベントにちなんで、お月様のブローチや指輪なども出します。






COCO&ANNE『月の羽』ブログ




余談

一度だけわたしは、絵を描いている最中に一瞬だけ完全に魂が肉体(器)から抜けるという経験をしたことがありますが、
そのときはっきりわかったのは、心にさえ重量があったということです。
そのとき、すべてのこの世の重力から開放されたのですが、それは歓びしかありませんでした。
いまでもわたしの絵を完成する時の基準は、その時経験した感覚から来ています。

子供のころから目に見えないものが不思議でならなくて、いつもそのことばかり考えていたけれど、
自分にとっての本当のことの追求である作品の制作におけるモチーフとして『器』に興味を持ってしまった理由もこの体験がもとになっているのかもしれません。




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