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2010年6月15日火曜日

後悔


(一等星/2008年制作)

とても後悔していることがあります。
私は、一枚の絵が完成するまで、何度も何度もつぶしてはつぶしては、否定することで完成に近づけてしまうところがあります。
それは、私自身の自分に対する対応と同じなのですが、とにかく自信がないのです。
なんでそんなに自信ないん?というくらいに。
いやになります。
自己肯定より、自己否定に陥りやすいのです。
精神的に安定しているときなら、こうにはならずにわりとちゃんとした判断ができるのですが。

この作品もそうで、いまはもうありません。
ある方のひとこと(非常に尊敬している方)、ふとしたきっかけでなにか糸がきれたように潰してしまったからです。
いまは、2009年の個展の時にDMになった作品になっています。

(遠つ近つ星の棲む音/2009年・個展にて展示)

不安定こそが私の思う魅力なのであって

つぶすくらいなら、新しくかけばいいのにね。
わかってはいても、事が起きるのは非常に強い衝動で一瞬なのです。
ほかにもこういった作品は沢山あるとおもいます。

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