ここずっと、制作部屋の家具の木に似た色や金属の色味がどうしても落ち着かず、思い立って塗れるところはすべて白に塗りました。
そうしたら、こころがすっと落ち着き、随分落ち着きました。
とくに絵を描く場所は、わたしの精神の世界にある色だけに囲まれていないと落ち着かないようです。
白は、私にとってももっとも静かで満たされた色でもあります。
この写真は、去年銀河村でタイダイの日という展示に参加したときに、ガラス作家の古谷智子さんからいただいたもの。
そのすこし前にとある理由で手術と入院をしていて、退院した直後に6メートルの大作の絵を仕上げなくてはならなく、なんとか出品はできたのですが、気持ちの上ではまだまだ辛い状況だったところ、古谷さん、田中さんが親身に寄り添ってくださり、古谷さんがこの作品を、わたしに元気が出るようにとくださったのでした。
(そのとき包装されていたいくつかある中から選んでといって頂いてわたしが選んだのですが、この色も、モチーフも、偶然にもわたしの気持ちにぴったりですごく驚いたのを覚えています。しかもそのとき偶然にも果実の実る大きな碧い木を描いていた)
一人の天使が愛のハートをふりまいて、おおきな木に果実が実っています。
悲しみを乗り越えて、あなたもそうなってねと、古谷さんの愛がこもっています。
古谷さんも、まさにこの天使のような優しいすばらしいお方です。
私は毎日この樹に見守られて、絵を描いています。
みっちが貼ってくれた「YUKITO」の文字
気に入っているのでこれも白に
しばらく使っていないミシンのある場所
すこしある黄色が気に入っています
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